32回落語会

と き 2015年4月25日(土)
      午後1時より
ところ 仙台市 宮城県民会館

真夏を思わせるような“暑さ”の中での開催でした。この時期は寒暖の差が激しくて、毎年のことですが、何を着て来るか迷います。
会場に入ってこられたお客様は高座の雰囲気が変わったことに驚かれたんじゃないでしょうか。何もない、味気ない壁を背にしての高座はいかにも寂しいと言うので、会員の白目さんが後幕を寄贈してくれました。それも会員の六六さんの手によるデザインで、仙台らしく“竹に雀”の素晴らしいものです。ありがとうございました。
春らしい噺や聞きごたえのある大ネタありと、今回も楽しんでいただけたものと思います。

 千早振る  招福亭こいく
       (しょうふくてい こいく)

開口一番、世間話をたっぷり盛り込んでスタート。よく知られた演目で、お客様とのやり取りを交えながら演じました。(20分)
 花見酒  山川短志
      (やまかわ たんし)

今回の落語会にピッタリのネタ。短志流のマクラで笑わせました。聞いているうちに、一杯呑(や)りたくなりました。(24分)
 真田小僧  胃仲家百勝
       (いなかや ひゃくしょう)

相変わらず声も所作もいい。特に子どもが絶品。初天神の子どもも良かったが…。(22分)
 かんしゃく  目白亭白目
        (めじろてい しろめ)

益田太郎冠者の新作で、八代目桂文楽師匠が寄席でたまに演っていました。最近聞く機会がなかったので、懐かしく感じました。(18分)
仲入り
 長屋の花見  裁落亭とんぼ
         (さいらくてい とんぼ)

今の時期に必ず出る演目。マクラで、震災後の地元福島の話題をたっぷり語った後本題に。大きな声で明るく元気よく演じました。(27分)
 鼻ほしい&南京玉すだれ
        翁家さん楽
       (おきなや さんらく)

小咄をサラりと演じた後、相変わらず鮮やかな玉すだれで、見事にヒザを務めました。(13分)
 八五郎出世  天地家創造
         (てんちや そうぞう)

トリネタの代表を無難に丁寧に演じたのはさすが。長講一席をしんみりと聞かせていました。羽織袴も決まっていましたよ。(35分)
写真説明 桂 友楽記