第25回仙台新撰落語会

と き 2013年7月20日(土)
     午後1時より
ところ 仙台市 宮城県民会館 和室

 つる  時実亭奏人
    (ときめてい かなと)

前回に続いて、開口一番の重責を担って登場。若さと高座度胸で、明るく乗り切りました。
 ねずみ  招福亭こいく
      (しょうふくてい こいく)

地元仙台を舞台にした長い噺。意欲的に取り組み、一皮?けましたね。
 小噺&南京玉簾
        翁家さん楽
       (おきなや さんらく)

この会にはなくてはならない色物の南京玉すだれ。今回は小噺との組み合わせで披露。
 厩火事  目白亭白目
      (めじろてい しろめ)

新会員として今回が初出演。自身も3年振りの高座でしたが、ブランクを感じさせない落ち着きは、若い人の良き見本。
 一眼国  水無月亭六六
      (みなづきてい ろくろく)

声も大きく、活舌の良さは定評済み。珍しい噺をかけるのは、この人の持ち味か。
仲入り
 六尺棒  山川短志
      (やまかわ たんし)

いつもながらのとぼけた味は健在。脱線にも大笑いで、楽しい一席でした。
 船徳  親夜亭目ぼそ
     (しんやてい めぼそ)

暑いこの時期にピッタリの噺で、とてもいい雰囲気でした。名人文楽の口調が出るのも、愛嬌か。
 江戸芸かっぽれ
        櫻川后左江
       (さくらがわ こうさえ)

寄席に咲いた緋色の華。まさにそんな感じで、一瞬で頭の中は江戸風景に。
 青菜  裁落亭とんぼ
     (さいらくてい とんぼ)

初夏の定番、これまた夏に相応しい一品です。各地で活躍中で、お客さまも安心して楽しんでいました。

今年に入って3回目の落語会ですが、今回は大入り満員で、立ち見の心配も出ました。プログラムが残り少なくなり、座蒲団も不足し、膝送りをしてもらうほどでした。子ども連れの親御さんなど、新たなお客様においでいただき、ありがたいことです。新しいお客さまが増えることは何よりも嬉しいことですね。
初高座の方あり、ネタおろしあり、この季節にピッタリの夏の噺ありで、バラエティに富んだ構成で臨みました。それに色物の南京玉すだれと江戸芸かっぽれが加わり、一層賑やかな落語会になりました。皆様にも十分楽しんでいただけたものと思います。
次回もまた違った趣で楽しんでいただけるよう企画していますので、どうぞ足をお運びください。お待ちしております。